心が風邪を引いたかもしれないと思ったら

精神疾患の初期症状は人それぞれですが、中には「少しだるいな」「最近朝なかなか起きられないな」など、些細なことから始まるケースが多いのです。もちろんそこへ至るまでにはいろいろな悩みやストレスがあったことでしょう。 精神疾患の入り口は、「心の風邪」のようなものです。普通の風邪を引いた時、早めに薬を飲んで休むと悪化することはあまりありませんよね。薬を飲まなくても、少し休んだら良くなるという人も多いでしょう。しかし、放っておくとこじらせてしまい、あまりに重いときには入院する羽目になることもあります。 その点、精神疾患は風邪と全く同じです。風邪とは違い、周りから「風邪引いてるんじゃない?」と言われることがほぼないので、自覚していない人が多いというのが風邪とは違う、厄介なポイントです。心当たりがあったら早めに受診をして、重症化しないように心掛けることが大切です。

心療内科に行くのはどんな人?

心療内科や精神科に行ったことがない人にとって、心療内科の受診はハードルが高いですよね。しかし意外かもしれませんが、心療内科は「普通の人」がとっても多いのです。待合室には学生もサラリーマンもOLも主婦もいます。彼らを街で見かけても、心療内科に通っているとは思えないでしょう。もちろんみんなそれぞれ悩みやストレスを抱いていますが、心療内科にかかること=おかしいこと、ではないのです。

また、追い詰められて限界を感じてから行く場所、という限りでもありません。日常に少し疲れてしまった時、理由の分からない焦燥感や悲しい気持ちが湧いてくる時、そんな時に「念のため行ってみようかな」という感覚で行く場所です。
何もないならそれに越したことはありませんし、風邪は早い段階で治療に入るのがベストです。精神疾患は目に見えないので、なおさら早く対応した方がこじらせずに早く治すことができるでしょう。